まっすぐな視線

鬱彼氏とのお付き合い日記

1104 全部が正解なんだよと

最近1番頼りにさせて貰っている先日一緒にインパした友人に渡すものがあって、ついでに舞浜で1日一緒に過ごした。

お互い純粋にディズニーが好きで美味しくて可愛いものが大好きで、アンバサダーホテルのハイピリオンラウンジで食事とケーキにはしゃいだ。

グランドピアノの自動演奏に耳を傾けてイントロドンしたり、ディズニー映画の感想を語り合ったり、とにかくハイピで食べられた予約激戦のレアなものを口に出来たことに感激して「もう今日最高に幸せ!神様ありがとう!」と感謝する友人につられながら一緒に私もすごく幸せな気持ちになった。

ディズニーマジックの夢の偉大さと、友人の明るさに浄化された1日になった。

 

舞浜近くに住んでいるミューパレ繋がりのお友達が私の消息不明をとても心配していたと聞いていたので、ふと存在を思い出して別垢からこっそり連絡してみた。

夕方ちょっとだけ会えたりしないかなと声をかけたら、忙しい合間を縫って「30分だけでも顔見れたら嬉しいよ」と飛んできてくれた。

友人ハシゴで会うつもりが調整がうまくいかなくてダブルブッキングになってしまって初対面の2人を同席させてしまうことになってしまったけど、どちらも嫌な顔せず応じてくれて、解散した後は互いに「良いお友達だね。あんな風にいちごちゃんのことを心配して会いに来てくれる人がいて私も嬉しい」「少しの時間だったけどめっちゃ好きになった!」と友人同士を高評価してくれた。

 

3人で話したのは私の不安話ばかりだ。

そこで友人同士が魅力を感じ合ってくれたということは「私の大切な友達を大切にしてくれている人」と互いに感じたからなんだと思う。

なんとありがたい。本当に友人に恵まれていると思う。

 

飛んできてくれた友人は顔を見るなり抱き締めてくれて、私が消えたと同時にゲームにも動きがなくなったからとても落ち込んでいたと言う。

言葉巧みに自分の意見や経験を話すタイプではなく、困った顔をして話を聞いてくれるだけの人だから手応えが掴みづらいけど、突然の呼び出しで会いに来てくれた行動力に感謝する気持ちで近況を話した。

もう1人の友人はリアルタイムで全ての相談を受けてくれているから新鮮味のない話題だけど、その時に彼女はこう言ってくれて…と絡ませることで3人で会話を成り立たせるように努めた。

そうしたら改めてたくさんの私を肯定する発言をしてくれた。

 

再びハグして会いに来てくれたお礼を告げて、元の2人に戻ってから少し買い物を楽しんで、車と電車で逆方向だねとツリーの前で長い立ち話をした。

持てる全ての言葉で私を励ましてくれているような彼女の姿勢にただただ感謝。

でもそこに背伸びした必死感はなく、当たり前のように包んでくれる余裕のようなものさえ感じさせてくれるから恐縮せずに話を聞ける。

私はすごい素敵な友人がいるんだな。

 

いちごちゃんが罪悪感を感じる要素はひとっつもありません!

彼がごめんて言うのは口癖みたいなもので深い意味を考えなくていい

例えいちごちゃんが伝えたことで彼の負荷になったとしても、それはいちごちゃんの伝えたいことなら伝えて良いことなの。不正解はないの。こっちのことも理解して貰うために伝えなきゃいけないことだってあるんだよ。1人で我慢して飲み込む必要はない。恋人として自分を知って貰うのも大事なこと

付き合い始めたばかりで気持ちが盛り上がってる時に突然連絡が行き来しなくなったら寂しくて当たり前。相手が鬱であろうと何だろうとコミュニケーションを求めるのは自然なこと。何も悪くない

 

潔い程の全肯定。

同じ目線に立って彼の気持ちを理解してあげなければと想像すればする程、手に取るように苦しさが伝わってきて一緒に潰れかけていた私。

その想像と配慮は不要ではないにしても、自分をもっと大事にするようにと何度も心配の愛の言葉をくれた。

彼女の言葉はいつもまっすぐ私に響く。

 

お礼を述べながら抱き着くと優しく抱き締め返してくれる。

「ちっちゃくて抱き締めてあげてる感じにならなくてごめん(笑)」と言うので「私しゃがもっか?笑」って膝を曲げて笑いながらハグし直した。

スキンシップって安心するよね。

1番触れたい彼に手が届かないのが本当にもどかしい。

言葉なんかいらないから、ただ抱き締めて頭を撫でてあげたいのに。

 

彼女はディズニーホテルの宿泊も、イクスピアリで開催中のアンコール!ザ・モーメンツ展(過去のショーやパレードの衣装展示)も誘ってくれた。

Dオタ同士での参加に意欲を見せる自然なイベントでありながら、どちらも彼と行く約束をしていたものなので違う人と行くのは些か気が進まない。

彼の症状的にモーメンツは開催期間中に行ける気がしないから踏ん切りがつくものの、まだ未体験で憧れのホテル宿泊はいつか彼と行ける日までとっておきたかった。

「もしかしたら会えるかもしれないから他の予定を入れずに待機しておく」という私の姿勢は改めた方がいいのかもしれないとは思う。

もっと自分軸で生きて依存を減らしていかないと、費やした感情や時間に比例したものはきっと帰ってこない。

損得で考えることではないけど、自分が元気で居続けるための生き方を少しずつ取り入れていかなきゃな…。

 

友人と別れたら突然ぐったりして、帰りの電車は爆睡だった。

ただ座って食事をして、ソファに座って喋って、立ち話をして…体力的に疲れるような遊び方はしていないのにこんなに強い睡魔が襲うっていうのは、やっぱり人と会って話すという行為にたくさんのエネルギーを使ったんだと感じた。

すっかり元気になってきたつもりだったけど、まだそうでもないんだと自覚する。

今の私でこうならば、彼はもっとおでかけが大変だろう想像も難しくない。

 

就寝前のベッドで彼のことを考えていたら、また勢いでLINEしてしまった。

今日もネットでたくさんの「鬱の彼氏対策」の情報を読み漁ったけど、その情報への納得や反論含めて自分のしたいことをした。

咄嗟に浮かんだ言葉を推敲もせず送信したけど、1日の総括だったかもしれない。

 

だいすきだよ。
今どんな気持ちかな、泣いてないかな、苦しんでないかな、ごはん食べれてるかな、寝れてるかなって気になりだすと、ぎゅーって抱き締めてあげたくなる。
いつでもそばにいるからね。

 

読み返していたら感情が高ぶって涙が溢れた。

切実なんだ。

次に連絡する時は1週間ダメになっていたことのカミングアウトをするつもりだったのに、実際は自分のことなんてどうでもよくて彼に寄り添う気持ちだけを伝えていたのが私の1番の本音のような気がした

 

立ち寄ったディズニーストアでマジシャンミッキーが新発売になっていて、マジック付きトランプが売ってたことを画像を添えて追加で送った。

締めの言葉に「またいつか(彼氏)のマジック見たいな😊」と書いてしまった後に「こちらの感情は伝えないように」というネットのアドバイスを見てやらかした~と思った。
こうして欲しいを伝えると対応できない罪悪感になるやつよねそうよね、、

深夜1時過ぎだから不自然ではないけど既読がつかない。

やっぱ嫌だったかもしれない。

 

でもいいや、開きなおっとこ。

敢えて「またいつか」ってつけたんだもん。

私は何の否定もしていない。

掘り下げて反省と自責をする要素はいくらでもあるけど、少し強引に自己肯定をしてみることを許してね。