まっすぐな視線

鬱彼氏とのお付き合い日記

0421 訳もなく触れたい

久々の悲しみの波。

 

18日インパの疲労だけとは思えないくらい寝た。

19日に日付が変わってから21時間くらい。

穏やかに何かがきてるのを察知。

転院先のメンクリで食欲増大の副作用を減らす為に薬1錠減らしたのがいけなかったのか、何もしたくない拒絶感が強く出た。

心が死に気味で、下から引きずる力を感じる。

 

食事はとったし、ゲームも少ししたけど人と関わりたくなくて何もかも不愉快でネガティブに感じてしまう思考になっていた。

そうとしか思えないのは実際そうなのか病のせいなのか分からないけれど、私は皆に疎まれていて私が少し頑張って交流してみたところでそれに何の意味があるんだろうと思ってしまった。

優しくしてくれる人はいっぱいいるのに疎外感が強くて「私なんか」が膨れ上がって消えてしまいたくなる。

 

5時間くらい起きたものの、大泣きしてまた眠り続けて2日。

昨日は7時間くらい起きてたけど、もう寝れないくらい寝たのではって思ったのにまた10時間眠ってしまった。

今回は頓服のエビリファイは1度しか飲んでない。

副作用の眠気ではないのは明らかで、無自覚のストレスとしか結論づかない。

 

悲しい波がきた時、そこに意思はなくてただ「悲しい」という感情だけがある。

でも何が悲しいのか分からないと困惑するから必死に原因を探して、あれも悲しいこれも悲しいと傷ついた記憶を拾い集めていく。

しっかり自覚しているのは当然彼氏に対する寂しさで、結局そのことを声に出してわんわん泣いた。

冷静さを失っているので訳が分からない。

 

18日のインパが思ってた以上に毒だったのかな。

アトラクションの待ち列で視界にカップルが入ることが多くて、イチャイチャするその背中を何十分も見続けた。

彼女ばかりが彼氏に触れたがるカップルもあれば、仲良く手を繋いで列を進むカップル、抱き寄せて頻繁に写真を撮るカップルなんかをずっと1人で眺めていた。

飛び出してどこかへ行ってしまう子供と違って、手を繋ぐ「必要性」なんてどこにもない大人の恋人たち。

ただ「好きだから」という理由だけで触れる。

恥じらったって汗ばんだって訳もなく触れたがったりした…というアレ。

手を伸ばせば届いてた温もりが恋しくて儚くて、私の愛しい人はどれだけ遠くにいってしまったのだろうと切なさが募ったりはした。

 

でも耐えられていると思ってた。

1人でもディズニーの楽しさを満喫して、ちゃんとソロ活動での自立に対する自信も持てた日でもあった筈だった。

頻繁に彼氏を恋しく思い、一緒に来たい、一緒に来れるのはずっと先だろうと思いつつ、ああでもこの景色や感動を分かち合いたいなと思ったりはしたけれど。

でも、ちゃんと楽しんで帰ってこれた筈だった。

楽しかった報告も彼氏には黙っていることに慣れてきた。

これからも私はこうやって1人で色んなところへ遊びに行って、彼氏のいない生活に戻った感覚なんだろうなと思っていた。

 

私は物分かりのいい彼女になろうとすると反動で壊れる傾向がある。

今回のもそういうことだったのかな…。

 

3歳の頃、妹が生まれて「お姉ちゃんなんだから」と自分に言い聞かせて川の字で寝ることを拒み、真ん中のスペースを妹に譲った日があった。

子供部屋に布団を敷き、1人で寝るのだと自分から言い出したのだという。

でも夜中泣きながら起きてきて、夢遊病のように彷徨い、翌朝には何も覚えていなかったと。

私ってそういう気質なのかもしれないね。