0502 恐怖と拒絶
刻一刻と迫ってくる彼氏の誕生日。
意識が高まっていくごとに緊張と恐怖が伴っていく。
関わらないことに慣れた日常が、関わることに対するハードルを高く感じさせる。
昨夜はうまく眠れなかった。
往復4時間以上の土地へ出かけてライブで体を動かしたというのに。
関わることを考え始めると彼氏への恋しさが募る。
いつだって恋しいから、こみ上げて溢れ出そうになると言った方が正しい。
頭の片隅にあってぼんやりと思うのではなく、ああしたいこうしたいなのに叶わないという具体的な感情が動いたり、彼の表情を生々しく想像するようになる。
ここ数日、うわ言で彼の名前を呼ぶ頻度が上がった気がする。
それだけ彼を求めているんだ。
洗い流さないトリートメントを変えた。
いい香りで、新鮮で、その香りを意識してしまう。
好きな香りを嗅いで幸せな気持ちでリラックス出来ると共に、彼にも嗅いで欲しいという気持ちが高まる。
私を抱き締める度に「いい香り。これは何使ってるの?」って心地よさそうにくんくんしていた彼。
近い距離にいて触れ合った記憶が切なさを煽る。
そんな気持ちで眠ったら、眠りが浅くてすぐに目が覚めてしまった。
ぼんやり覚醒した時には強いストレス。
連絡して拒絶されるのが怖くて「こわい!こわい!」と泣きながら叫んだ。
眠りは理性を弾いた本音が現れやすい。
自覚もしていたけど、私は彼と関わることに強い苦痛を感じているんだね。
心臓のあたりがモヤモヤと不快感があって、拳で何度も殴りつけた。
数日ぶりの明確な不調。
躁鬱の時に味わった夜響症もどきの謎症状の不快感と同じもので、当時も私はこの胸の不快感があると心臓を殴ったり太ももを殴ったり爪を立てたりして「傷を作らない程度の暴力」を自分にふるっていた。
倒さねばいけない敵と潰そうとする行為であり、当時は目が開けられない程の泥のような眠気を伴っていて意識が昏睡しているのに不快感だけが尋常じゃなかったので「起きても尚夢の中にいる」と感じていて、目を醒ますために物理で叩き起こそうとしていた感じ。
これはマズいなと思って、慌てて頓服のエビリファイと眠剤のベルソムラを飲む。
心を落ち着けて眠れるようにする為の2種類の薬。
でもゴミ出しの為に朝起きなければいけなかったので結局たいしてまとまった時間は眠れず、その後もゆるゆると寝たり起きたりを繰り返した。
眠気はもうないのに意識が遠くなって、でも脳が爆走しているからうまく寝付けないっていうのを何度も繰り返す苦痛の1日だった。
寝るのがしんどくなると色んなことどんどん狂っていくんだよなぁ…。
やだなぁ。
誕生日意識しだしてからのここ数日はお肌の調子も酷くて。
顔の皮膚がボロボロでちょっと触るだけで粉が舞うレベル。
最近はお風呂にもちゃんと入れているから古い角質や汚れのせいではないし、スキンケアもしてるし、フェイスパックも2度したけど効果が持続しなくて潤い不足。
ファンデ塗ろうものなら全面粉吹きいもだし、頬からは血が出てる。
多分これもホルモンバランスの乱れからきてるんだろな。
生理もこないまま2ヵ月経過したし、まだしばらく不安定そうですね。
時間が経って落ち着いてブログを書いている今は冷静に分析出来るけど、感情が膨らんだり睡眠に苦戦している時は焦りがあって、やっと手に入れた無の境地なのにまた苦しい地獄に戻ってしまうのかという拒絶感に喘いでいた。
待って、待って、私はそっちに行きたくないと。
心臓殴ったりする苦痛の症状を思うと、互いに寛解するまで一緒に住むのはナシなんだろうなと思ったりする。
こんなの見られたくないし、1人の方が気楽だと思う。
でも、抱きしめ合ったら緩和出来たりするのかな。
縋っていい相手がいると思ったら素直に泣きつけるものなのかな。
独りでしか戦ったことがない私には分からない。