まっすぐな視線

鬱彼氏とのお付き合い日記

0528 鬱彼界隈オフ会

今日は鬱彼界隈で出会った1人と初めてリアルでご対面。

少し前からこの界隈での交流が盛り上がりを見せていて、先日は関西で3名でのオフ会が開催され、その後もメンバーを入れ替えて関西で再び。

Twitterでのスペース機能を使ったお喋りが開催されて初めて私も参加したり、改めてDiscordで内内なトークをしたりとある程度の固定メンツで仲良し度があがっている今日この頃。

ライヴ遠征ついでに仙台で会うことになった。

 

接点を思うと最初はTwitterを超えた交流に意味はあるのかと疑問に思ったり、嘆きの共有で傷を舐め合うだけなら会う必要まではないんじゃないかとも思ったんだけど、単純に楽しそうだなと思う気持ちもあったのともっと話をしてみたい好奇心で行動に踏み切ることに。

結果、とてもいい時間になりました。

 

多分お互い踏んできた場数と段階が似ていたのもあって「今更そんなに嘆かない」というのが大きくて、ネガティブな会話をした記憶は殆どない。

今後どう接していったらいいんだろうというお互いの相談にも乗り合ったけれど、彼とはこんなお付き合いだったとか、連絡つくようになったらこんなことがしたいとか、所謂「惚気」を気兼ねなく出来る相手だったなという印象。

 

趣味繋がりの友達にあえて彼氏の話を出すには皆が「鬱で音信不通なんだよね、可哀想に」という目で見るけど、私たちにとってはそれがデフォルトで「可哀想」という下に見る?目がないのはとても居心地がよかったりする。

今音信不通であっても大好きだって気持ちはあるし楽しかったこともやりたいこともたくさんあるのに、今が無であると発言権がないような引け目を勝手に感じてしまうというか。

 

あと執着とも言えるレベルで彼を全部受け入れる覚悟をしている相手同士という認識があるから、当たり前に彼氏のことが大好きなのも分かり切っていて、我儘を言って相手を困らすより全部包み込むような感覚を持ち合わせてる同士って会話に不快感がなかった。

彼氏が女性と会話してるだけで嫉妬して怒り狂ってるような相談を受けた時「私はこの状況でこんなに我慢してるのに、あなたはそれくらいで彼氏に腹を立てるのはワガママじゃない?」みたいなストレスを感じたけど、そういうのがないのも貴重かもしれない。

 

今日会った方は日本酒が大好きだったので、私の彼氏もLINE背景にするくらい好きっぽいし新しい扉を開いてみたくて日本酒が飲めるお店に連れて行って貰った。

メニューの入れ替えで彼が飲んでたお酒は置いてなかったのは残念だったけど初挑戦。

アルコール自体は実は強いんだけど苦いのと炭酸が苦手な私は飲めるものが少なくていつもカクテルか梅酒だったのでお酒である必要がなく、酔ったこともほぼなく、別になくていいやという概念だった。

でも彼氏が大好きなものならば共有出来るようになりたい…!

 

飲めました。

全然抵抗なく普通においしいと思えてしまいました。

飲まず嫌いでした(笑)。

「なんだ、甘いじゃん!」というのが感想。

 

彼が以前LINE背景にしていたようにボトルとワイングラスのツーショットを撮影して、真似っこが楽しくてルンルン♪

報告したいなぁと思えど、彼の知らないところでデビューしちゃったって彼からしたら不本意かなぁとか、自分が病んでる中で遊びに行ってるの嫌な気持ちになるかなぁとか気にしつつも、興味はある話だろうし言い方次第で返事しやすいかもねとか話して。

 

全然自分が興味なかったことでも私が好きなことならって興味を示してくれたり嫌な顔せず付き合ってくれる彼氏だからこそ、私も彼の好きなことに触れたいと思う。

激ハマりしてた音ゲーを出会ってすぐ始めてくれたのもそうだけど、海外から取り寄せて買ったボードゲームのルールが全然分からなくて翻訳アプリDLするところから彼のスマホでやってくれて一生懸命時間かけてルールを解明しようとしてくれたこともあって。

なんかそういうエピソード思い出すと本当に彼優しいなって。

お人好しとも言うんだろうけど、私の為だから率先してくれるの、良い彼氏だなって。

 

お互いにハルさんの相談も経験してるのでどんなアドバイス貰ったかって話をしたりとかも。

返事を迫ったりその言葉を受け取らせるようなことを送るのをやめて、彼の目の前に差し出して受け取るかどうかは彼に任せるくらいのものを送るといいというのもありがたいお話だったなぁ。

それに乗って私は彼は今は自分のことを疎ましいとか怒りの感情を抱いている可能性も踏まえての想像を告げて、例え今は反発して受け取る気にならなくてもいつか気持ちが落ち着いた時にその言葉の記憶が残っていれば後々噛みしめてくれる可能性があるから今はダメでも伝える価値はゼロじゃないよねとか。

親のお説教って子供時代に言われても疎ましいだけだけど、後々響くものがあったりするように。

 

過去にそれぞれ独学で学んだ知識はたくさんあって重複しているものも勿論あるんだけれど、人間は愚かだからすぐに忘れるし、目の前の欲求や不安に左右されて知識を活用することが出来なくなるから、何度でも会話して刻んでいくのって大事だよね。

 

お互いの彼氏の顔写真を見せ合って感想を伝え合った中で、私の彼を見た彼女は「モテそう!」と言った。

お付き合いしている最中のエピソードを話しても「確かにそれはモテる男がやることだわ」っていうのがいくつかあって、自分の彼をそういう目で見たことなかったけど対応がスマートだし色んな経験積んでるんだろうなぁというモテ要素を実感。

じゃあなんでそんな素敵な人がこの年で未婚で残ってたのかって話で「大分こじらせてるメンヘラだな」ってところに行きついて(笑)、重い女が言うならわかるけど男性でそういう価値観の人珍しいかもねって。

激重同士の私たち、運命を感じるわけですよ😂

 

でもお付き合いが始まった当初、本当に彼が理想的過ぎて「本当にこんな私でいいの?」って毎日思っていて。

その話をしたら「それ彼に言ったら男はあんまリアクションよくないでしょ?」みたいなことを言われたんだけど、実際の彼は「こんな私って(笑)それは俺もだよ。好きを超えて大切レベル😌」って言ってくれて。

鬱発症するまで会話に温度差を感じることがなかったんだよなぁ。

 

色んなエピソードを掘り返していたら、やっぱり私たちは依存を減らすとかそんな努力を無理にする必要はなくて、求められるまま、求めるままに、どっぷり愛情表現をしていていい気がしてきた。

その判断をするのは彼といちゃいちゃした私の感覚が誰よりも正しい筈だし、話したいまま惚気を吐き出させて貰える時間がありがたかったな。

 

このブログのタイトルでもある「まっすぐな視線」は彼が私を見つめることに由来しているんだけど、テーブルに頬杖をついて相手をじーっと見つめて「可愛い。ずっと見てたい」って再現して、一緒にいたお相手が「ぎゃー!」とか言ってるのを楽しく眺めたりして(笑)。

彼の話をすればする程、私愛されてたなぁって実感したりもして、幸せな気持ちになった。

 

帰るちょい前に「別れることって考えたことあります?」って質問したら食い気味に「ないです!」ってかぶせてきたので大笑いしちゃった。

ですよねー、私もですよ✋

だからこそ会いたいと思ったし話してて心地よかったんだろうな。

何気にお互い同じ年代のバンギャで同じライヴに行ってたこともある共通項もあるのもポイントなんだけど(笑)。

 

昼前から8時間くらい一緒にいてずーっとお喋りし倒して、満足な1日でした。