1110 ミスと苛立ち
在宅だけど久しぶりにフルタイム勤務。
偶然だけどリハビリのスケジュールとしては割と理想的。
お仕事はまぁまぁ普通にこなせていて、電話もちょっと緊張はするけど問題なく対応出来る。
でも相変わらず凡ミスがいくつかあった。
これは能力の問題なのか、集中力の問題なのか、病気によるものなのか。
とっくに届いていたのに確認不足で他部署にデータを催促してしまった。
部署全員を宛先に含むメッセージの中で「とっくに送ってますが」と指摘され謝罪する流れがあった。
少し苛立った口調で催促したのは過去にも何度も相手が雑な仕事をして迷惑をかけられていたからだけど、自分の思い通りにいかないことに対して少し怒りの感情が沸きやすくなっている気がしないでもない。
別件で同部署の人からはミスの指摘が目立たない迅速な形で電話でそっと教えてくれた。
メッセージ内での流れでは自分で気付いて修正をかけたようになったのでクソ部長対策にはよかったけれど、またミスをしてしまったと強く落ち込んでしまった。
1日1ミスくらいだったら…と最初は自分を肯定しようとしたけど多分今日1日だけで5件くらいやらかしている。
私はダメなのかもしれないと泣いた。
こうして客観視すると病気のせいなんだろうなって気はしてくるけれど。
昼休みは家の近所の歯科で2回目の治療。
先生の話が長いのは初診で把握していたけど、なんだか今日はその話を聞いているのが前回よりずっとしんどくて眠気が襲う。
眠いというかまぶたが重くなって目を開けているのが結構辛い。
特に左のまぶたの筋肉がもう言うことを聞かなくなってきて、伏目で床を見ることで耐えていたけど、こっちの気も知らずに同じ話を延々と繰り返し丁寧に丁寧に説明してくれる先生にギブアップを申し出た。
「すみません、精神的にちょっとお話聞いてるのがしんどくなってしまって」
前回の歯痛も自律神経の乱れだったようですと打ち明けて始まった今日の治療だったので、先生はすぐに察して話を終わりにして解放してくれた。
たった数分の「聞かなきゃ」に耐えられなかった。
何がダメだったんだろう、先生が未知の人で安心感がない存在だからかなぁ。
自分でもストレスの原因は明確に分かっていないけど身体がダメと言う。
ああそういえば前回聞いてた話と突然違う治療方針を聞かされて反抗心が沸いて先生に嫌悪感を抱いた流れなんかがあったな。
「この人好きじゃない」が印象づいたところからの、それに触れ続けるストレスだったのかも。
夕方、仕事を終えて一目散にベッドへ向かって眠った。
ネイルしたかったけどもう体力の限界だった。
昨夜は夜更かししたとは言え、日中ほぼ身体を動かしていないのにこんなにぐったりしていて週末のインパは大丈夫だろうかと不安になる。
目覚ましをかけず4時間くらい寝た。
寝起きはやっぱりちょっとしんどい。
寝ないと体がもたないのに、寝るとつらくなる。
睡眠にかかわる前後の時間はゆとりを持たないと多分生活が出来なくなっている。
昨夜ゲームがサービス終了するという重大発表があったおかげで慌ててTwitterのアカウントを復活させ、日中は皆といっぱいリプしあってわちゃわちゃしたり、自分の楽しい報告もいっぱいして活性化していた。
それとの落差を感じて躁鬱疑惑が芽生える。
躁って判断が難しくて「症状が出ていない健康な時」なのか、行き過ぎた「躁」なのかが分かりづらい。
以前双極性障害と診断されていた時もあんまり躁が分かっていなかったけど、今日の高低差はもしかしたらソレなのかもしれない。
彼からは未だにLINEの既読がつかないまま、もう5日が経った。
今までも彼からの返信に更に返信したことが未読無視になることはよくあったけど、新規で送ったことが未読無視のままこんなに放置されてるのって初めてかもしれない。
私の鬱ツイを見せた連絡には即既読がついたのが最後の生存確認で、彼からの言葉が送られてきたのは10/29の「おはよう!」が最後、それから12日が経過した。
返事を待ってるよって伝えたのはとてもよくなかったんだろうなとずっと悔いている。
新規で何か送ればリアクションがあるかもしれないけど、多分私ももう疲れている。
彼との接点は欲しいけど、また傷付く展開になるのは怖い。
ネイルの写真を送ろうってずっと考えているけど、それもまた未読無視が続いたら私はきっともっと壊れてしまう。
「連絡しない日もずっと(彼氏)のこと想ってるよ😊💓」って送ったの、どのくらい響いているだろうか、記憶に残っているだろうか。
それに対して安堵なり喜びなりのリアクションがあれば無連絡が1ヵ月続いても今よりきっと楽なんだろうな。
全て私が一方的に伝えるだけで、何をどう受け取りどう疎まれているのか何も分からない。
私へのカミングアウトからは1ヵ月が経った。
誕生日の通院が初日なら服薬からはまだ1ヵ月経っていなくて今まだ薬に身体が慣れるのに必死でつらい時期かもしれないけれど、月日はちゃんと流れてる。
お話が出来るようになるまでのカウントダウンは絶対進んでいる筈なんだと思うことだけが今の支え。
昨夜Twitterに近況を吐き出したのを見て「私もぷち鬱なんだ」と打ち明けてくれた子と語り明かした中で、彼の惚気も自然と出てきて改めて元気な時の彼は魅力的で大好きだと思った。
そんな本来の彼を忘れないようにしよう。
考えると気が滅入って忘れたくなるけれど。
何をしててもずっとその存在が頭にこびりついているから、せめて悪いカテゴリに分類しないように、それは私の幸せであると意識を操作していきたい。
一旦どかした彼の携帯灰皿を元の位置に戻した。
タバコを吸う彼のことを思い出しながら、それを眺めるのが好きだから。