0919 シェフごはん

眠れない。

彼の体温を感じるの幸せだし、当たり前にしてくれる腕枕も幸せだし、彼の寝息がすぐそこで聞こえるのも幸せだし、なんなら背中を向けて離れて寝ようとしても私の名前をもにょもにょ寝言で呟きながら抱き締めて追いかけてくるの幸せ過ぎるし、ちょっと落ち着いて私。

大好きな人がすぐそこにいると思うと興奮して全然リラックス出来ないのですが…！

あとほら私イビキかくからまだそこまで素が曝け出せないっていうのもね…。

ベッドを出てトイレ行ったり、シャワー浴びてみたり、ゴミ出しに行ったり、ソファで少し寝てみたり。

その度ちまちまベッドに帰るんだけど、彼は腕枕の手を伸ばしたままシングルベッドの片方に寄っていて「私が寝る場所がそこにある」光景が眩しい…。

ちょっとあまりの愛おしさに隠し撮りしたよね（笑）。

思えばこの時から既に彼は疲労感が出ていたのか、単純にうちでリラックス出来ていたのか、お昼近くまでなかなか起きなかった。

まぁでも週1以下とか滅多におやすみ取れない中、そのお休みを私に使ってくれてるんだもん、そりゃ疲れてるよね。

外は雨だったけどちょうど私たちがスーパーに出たタイミングでやんで、こないだの仕事終わりデートも会うタイミングだけ雨やんだし私たちお天気味方してくれてるねとか言って買い出しに行って。

ウキウキの「彼氏の手料理が食べられる日」でした。

彼女は作りませんし作れませんので食べる専門です🥳

生姜焼きってごま油使う使わないの話になって「じゃあ今度それ俺に作って」って言われたけど、シェフにふるまう程のものなんか私には無理だぁ…。

何を作るか決まっていなくてスーパー見て決めるとのことだったんだけど、これがまた新鮮で面白くて。

何も手に取らず店内を全部見て回るの。

で、売り場に何があるか大体把握した上であれとこれとこれってテキパキ勢いよくカゴに入れていくのが「料理対決みたい！」とか思いながら見てた（笑）。

食材を見る眼差しが真剣で格好いいなぁとか（デレデレ）。

買う時に悩むこともあったけど「材料残してもいちごが困るだろうから使い切れるようにどれにしようかな」とか言ってて、そこまで配慮してくれるの優しいなぁとか。

おててつないでスーパーからおうちに帰るとか絵に描いたような幸せで顔が緩む。

料理してくれてる間どうしたらいいのか分からなくて、時々キッチン覗きに行くと料理講座が始まってパフォーマンス込みで色々教えてくれる彼。

さすが料理教室もやってるだけある。

「はい3000円」って勝手に喋った後お金要求されて笑った😂

スーパーでのお会計含めて私は払ってないけど、その上彼はちょっといいめのお肉を持参してきてくれていた。

毎回お金使わせすぎだから出せる時に私も何かでお返ししなきゃな。

自炊に無頓着な私の家にはたいした食器がなくて折角のシェフの腕を台無しにするキャラクター入りのダサいのばっかで申し訳なかったけど、とても幸せなランチだった。

笑顔で何度も美味しい美味しい嬉しいありがとうと告げながら食事をした。

お写真撮ってSNSに載せたら「シェフの彼氏」という初出し情報に友人一同がものすごく沸いてめちゃくちゃいいねとコメントがきた🤣

彼の料理をこんなに褒めてくれてる人がいるよって大盛況のコメント欄を見せて一緒に眺めて楽しんだり。

彼の好きなゲームを私にもやって欲しいって言うからインストールして隣でやり方教えてくれたんだけど「一緒に遊べるようになったら絶対楽しい！」ってずっとはしゃいでて、私がハマってるゲームに手を出してくれたのと同じように彼もこういうの嬉しいんだなって思ったら苦手なサバゲーも何とか頑張ってみようと思ったりした。

ずっと遊びたかった海外のボードゲームを一緒に翻訳してルール解明頑張ってくれたけど、時間がかかりすぎて彼は夕飯の支度。

昼も夜も彼のごはん🥰

女の子なのに料理出来ないとかほんとごめんってなってたけど「俺は逆に料理以外出来ないから他の家事はお願いしたい。料理は俺がやる。洗濯とかはいちごにやって貰う形がいいな。その代わり相手のやり方には口を出さないで全部任せるようにしよう。」って将来一緒に住む前提みたいな発言もあった。

前日履いてた靴下は洗ってあげたけどパンツは恥ずかしがって出さなかったな…（笑）。

あと初めて我が家に来た時から彼はマーキングのように色んなものを置いていく。

携帯灰皿に、手品用のトランプに、今回は歯ブラシとヒゲソリとコンタクトケース。

それに私が彼の為にと冷蔵庫にストックするようになったお酒や、彼用のスリッパと、一緒に飲んだ時に彼がシャンパンの蓋で作った椅子に…彼のいない日も彼の存在感を感じるものが私の家に残された。

お泊まりに必要なものやお酒はまだしもね、携帯灰皿とトランプはまずいらないと思うのよね😂

でもそこに彼の意思を感じてなんだかふふって嬉しくなる。

夕飯を食べた後は日が落ちてやっとプロジェクターを使える時間になったので映画鑑賞。

この体勢が良い💓ってバックハグして貰いながら彼のオススメの可愛い作品を見た。

彼に解説して貰いながらぬくもりを感じて映画鑑賞とか最高すぎる。

初めてのお泊まりはとっても楽しくて幸せだったけど、お互いバイバイした後爆睡だったってことは緊張感故にちょっと背伸びしてたわけで、今後はそういうの少しずつほぐれていくといいなぁ。