まっすぐな視線

鬱彼氏とのお付き合い日記

0208 実感して貰える優しさとは

2/5インパで翌日ぐったりしてたのに、夜になったら突然彼への愛しさが募って勢いで先日下書きした文章を送った。

深夜2時前だったけど3分で既読がついた。

お互い不規則な生活をしているんだろうな、読んでくれて嬉しいな、と思いながらたくさん寝た。

 

やりたいことややらなきゃいけないこと山積みだった筈なのに今日も何も出来なかったなって落ち込む日が割と頻繁にあったりね、突然悲しくなって泣き始めると訳がわからなくなることもあるんだけど、そういう時は(彼氏)の温もりを思い出すの。
頭撫でてくれたことや抱きしめてくれたことが自然と思い浮かんで、こんな私でも好きになってくれた人がいたって思うと心が落ち着くの。

頻繁に会えていた期間は短かったけど、求め合ったあの日々があって、今も私たちは恋人として繋がり続けている事実に私はとても支えられているし、(彼氏)に出逢えて良かったって毎日思うんだ🥰
感謝と尊敬の気持ちで愛しく思ってることちゃんと知っててね💗

いつもありがとう。
今日もあなたのことが大好きです。

 

これに年末行った砂浜で両腕広げてる私のソロショットを添えて「強風に煽られて目を開けてるのが精一杯な顔の人」と解説を付けたもの。

広い空間と癒しの効果を感じて貰えたらいいなぁと。

 

ついお返事くるのかなって期待してしまうけど、返信難易度が高いのは分かってたから何もないまま1日以上経過してそれが完結と把握したけど一切ショックはなく。

例え喜んでくれたとしても今まで通り「会いたい」は言えなくなってしまったし、罪悪感を刺激することも分かった上で送った。

 

バレンタインに会うことももう諦めていて、住所を聞いて家の前に置いて帰るプランを考えている。

絶対家の中には入らないし呼ばれもせず近所まで行くこともしないと心に決めて、それでも万が一会いたくなったら玄関を開けて欲しいと添えようかなと。

 

私の体調が本当によくなくて、おでかけがどんどんしんどくなってきている。

眠気がなくてもベッドから出るのが苦痛で半狂乱になるし、インパ当日ビジホ宿泊して翌日帰宅するだけなのに座ると意識落ちて電車降りそびれて戻る…をやらかして家に着いたら夕方だった。

幻聴も聞こえるようになって自信喪失気味。

でも今日は調子が良くて、一日中無心でゲームに没頭して心穏やかに過ごせていた。

おでかけの予定をいくつか断って未来の負担が減った安堵と、今はとにかく何もしなくていい安堵と、彼は送ったら既読にはしてくれる安堵のコンボ。

バランスが少しでも崩れたらすぐに潰れる奇跡的な状態。

 

頑張れば無茶出来るけどみるみる悪化している自分を反省中。

好きな友人たちと繋がっていたくて疎外感を跳ね除けるための無茶を優先してきた自分を変えようと、距離を恐れず会うこともオンラインで遊ぶこともやめて、返信を数日待たせることも自分の中で許すことにしたんだ。

だから彼がちゃんと休むことを優先して私と会わないと決めてるなら間違ってもこちらから無理強いしちゃいけないし、私は彼を見習わなければとすら思うようになった。

実際は彼の方が症状重くて単純に不可能かもしれないけど、それはそれで尊重すべきだとやっと私の体が理解に追いつきつつある。

 

一緒にインパした友達がほんと優しかった。

出かける前の支度中、何を持っていけばいいのか、それがどこにあるのか分からなくてパニックになってしまった私の遅刻を優しく許して絶対焦らないでと言ってくれたところから始まり、一緒に過ごす1日も穏やかな時間だった。

1人でインパした時より相手に合わせるしんどさがある筈なのに心が凄く楽で。

荷物持ってくれたり、楽しそうにのんびり食事の時間を長く長く取って歩き回る時間を減らしてくれた。感謝。

私も彼と会えた時にそう感じて貰える対応してあげたいな。

楽しそうに、穏やかに、自分の意思で体力を使わない行動に導いて気を遣ってるそぶりを見せないように。

「気付いたら楽だった」って素晴らしい。

 

精神疾患を周囲の友人たちにカミングアウトして4ヶ月経った今、関わり続けたいと思わせてくれるのは「私を喜んでくれるだけの人」

私のこと大好きでもマイペースな人や、強引なアドバイスをする人、会えないことを不満そうにする人、病気に理解のない人は元々仲良しでも苦手になったし逃げたくなる。

「残念だけど合わせてあげるよ」っていう不本意さが伝わってくる優しい言動は逆に物凄いストレスになって遠ざかりたくなる。

病で不安定な部分を含めて自分なのだと認識するようになってからは、元気な時の楽しい部分しか触れず「病んでるところはよく思ってない」が伝わってくる人も好意が減った。

 

ただ嬉しそうにしてくれる、自然な振る舞い、こっちの状況は大体把握した上で触れないけど話せば黙って聞いてくれる、ハプニングが起きない限り言動に一切心配を伝えてこないであくまでもさりげない心配り。

相手の為感を出さず自らが望んでのんびり。

これが出来る友人本当に凄いと思うし見習いたい。

あと逆にこっちから声かけないと一切自分の情報を出さず絡んでくれない人は、どんなに良い時間が過ごせても「合わせてくれてるだけなんだろうな」って申し訳なく思って遠ざかりがちかな。

自分がいなくても代わりに仲良くしてる人いるだろうし、私は厄介な腫物なんだろうなって必要とされてない気がしてしまう。

 

凄く勝手で我儘なのは承知で、そこまでしてあげる必要ないって疎むのが自然な厄介な感性だけど、そういう人に好かれるにはそれだけ難しくて元々仲良しだったとか相手の熱意とか関係なくなるんだよっていう病んでる側の気持ちの吐露でした。

 

今日ほんとはメンクリ通院日だったけど「無理すれば出来るけどしたくない」だから潔く辞めにした。

スマホ眺めて夜更かししただけの怠けだけど、それを責めるか許すかで脳の悲鳴が変わるなら無責任が正解なんだってやっと分かってきた。

「好きなことだけしてのんびり休んでね」「全力でダラダラするのがお仕事だよ」なんて人には言えるのに実際自分がその行動を取るにはなかなかの勇気がいる。

誰だって自分を悪者にしたくない。

「どうしても出来ない」は受け入れやすいけど「したくないだけ」は当たり前に無理するよね。

 

立場が変わると見え方が変わる。

日々勉強です。